どっちがどっち? 似ているようで全く別物!890/1290比較していきます!その1
いつもご覧いただきありがとうございます!
店頭在庫車両を並べて整理していたところまるで兄弟のようなルックスをしていたマシンがありましたので今回はその二台をご紹介していきます!
長くなりそうなのでいくつかに分けながらにします😅
そう!890/1290です!
写真ではかなり判りづらいのですが、実物を見るとカラーリングが本当にそっくりです。
ブラック/オレンジ/ネイビーの三色で構成されていて、足回りからフレームのカラーが同じなので似ている!と判断してしまうのでしょう(笑)
そんな「890DUKE R」と「1290 SUPER DUKE R」を各部比較していきます。
ちなみに今回ご紹介する車両の年式は
・890DUKE R:2022
・1290 SUPER DUKE R:2023
となっております。
バイクといえば パ ワ ー ! !
(と個人的には思っております・・)
という事で890/1290のエンジンの違いからです!
ここで少しトルクと最高出力のわかりやすい例えを😎
バイクではわかりにくいので自転車に置き換えますと、
トルクとは走り出し初めにぐいぐいとペダルを踏む力で
そのまま漕いでいき自転車のスピードが最高速に達し、足が追いつかなくなってきた限界が最高出力という事です!!
ですので、どんなに出力が高くてもトルクが全くないと最高速度に達するまでにとんでもなく時間がかかってしまいますので、どちらかが充実していれば良いというわけではないのです。
ではでは初めに890から
890DUKEのエンジンは790DUKEのパラレルツインエンジンを元に開発されたもので、
790に比べ、ボア/ストロークの拡大、圧縮比を高め、最高回転数を上げたことで最大出力121PS
最大トルク99NMというミドルクラスの中でも最高のパワーとなっています。
続いて1290を
KTMのフラグシップネイキッドバイクである1290は890と比べてても全く劣らないパワーの持ち主です。エンジンは熟成されたLC8 鼓動感のたまらないVツインエンジンです!
そして最大出力は180PS・最大トルクは140NMです😱
おおよそ1.5倍も差があります。
これだけ聞くととんでもなく凶暴でとても扱えないかと思われますが、そこは安心してください!時代の進化で電子制御がとても優秀になっていてライダーの思いのままに操れます!
890でもかなりのパワーを持っていますがそれを容易に超えてくる1290通称BEASTはやはり名前だけではありませんね😍
Vツインのドコドコエンジンもとても気持ちのいいフィーリングですが、パラレルツインで多い270°位相クランクではなく285°位相で75°のVツインと同じようなトラクションを発揮する890も高回転まで回してあげるととても気持ちよくなれます。
どちらも甲乙つけがたいエンジンです・・
それではここから各外装やパーツ周りを見ていきましょう
1290の顔です(デカイ!)
見えますかね?ヘッドライトの奥にはなんと吸気口があります!
これだけの大排気量エンジンを効率よく燃焼させるためにはより多くの空気を燃焼室へと送り込んであげる必要があります。
また新しく設計されたエアボックスがとてもアクセスやすく、メンテナンスがより容易になりました。
並べてみてみるとタンク周りの大きさ、液晶のサイズ全然違うことがわかりますね。
タンク容量は890は約14L、1290は約16Lです。
跨ってみると1290は圧倒的存在感のタンクを感じることができ、ニーグリップもしやすく良くできた構造だなと思います。
液晶は今では良く使われるTFTディスプレイを採用
エネルギー消費が少なく視認性がとてもよく、反応が良いととても素晴らしい物です。
加えて1290は5インチのめちゃデカ角度調節機能付きの液晶です(すごい!)
長くなってきましたので今回はこのあたりで一度区切らせていただきます。
KTM京都
ベイシストオート山科店
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